液晶の高精細、大型化は、携帯電話だけにとどまらず、携帯型ゲーム機にも波及している。特に、2004年12月に発売されたPSPは、シャープ製のワイド液晶が話題の的になることも多い。しかし、画面が大型化されたことによって、携帯時の傷が心配なユーザーも多いだろう。その声に応えるように、本製品が登場した。
本製品は、反射防止とハードコート層による傷の付きにくさが特徴。反射防止は、PSPでゲームをプレイしているときに、自分の顔が映ってしまうことを抑える役目も果たすので、無視できない。ただ、いちばん難易度が高いのは、フィルターをPSPに張る作業だ。具体的には、ホコリと気泡に悩まされる。インターネットでは、うまく張る方法を紹介しているページもあるので、作業前に参照してみるといい。それらを総括すると、張る作業の前にPSPの液晶面をきれいにしておき、ホコリが舞い上がりにくいバスルームで湯気の中でするといいらしい。ただし、湯気の中で行うと、PSPが結露してしまうこともあるため要注意。(羽根満男)